14歳でデイトレの道に進んだ「ゲイリー・スミス」の名言


デイトレーダー
世界中の富の半分を独占するアメリカでは、企業から個人まで株式投資が盛んです。中には未成年のときから投資に励み、成人するころには一廉の収益を安定して獲得する強者もいます。
そんな若手トレーダーの中でも最も成功した一人と言えるのが、14歳から株式のデイトレードをはじめたゲイリー・スミスでしょう。
彼の取引手法を解説した「Live the Dream by Profitably Day Trading Stock Futures」「How I trade for a living(邦訳ゲイリー・スミスの短期売買入門 ホームトレーダーとして成功する秘訣)」の2冊は、デイトレーダーのバイブル的な書籍として知られています。
今回はそんなゲイリー・スミスの発言の数々を見てみましょう。

ゲイリー・スミスの名言

名言1

株、オプション、先物、ファンドのどの商品でも、「10万ドルの元手で取引するとき」と「1万ドルのとき」と同じ方法ではダメなのだということがトレーディング初心者にはわかっていない。少額の投資であれば積極的に攻めるのは簡単である。元手が増えた時であれば資本を増やすより資本を減らさないようにすることがより重要になってくる。

どのような金融商品に投資するのであっても、投資する金融商品と投資する金額に見合った取引戦略はかかせません。取引高の多い市場にごく少額の資金を投じるのであれば市場に与える影響は無視できるか些細なものに留まりますが、取引高の少ない市場に多額の資金を投じることは市場に大きな影響を与えるだけではなく、投資家本人も陸にあがったクジラのように苦しめられることにもなりかねません。
取引する商品と市場、資金量を見極めた取引戦略の立案は絶対に必要と言えるでしょう。

名言2

すべての取引について最悪の事態に備え、うまくいかないと想定することは有利だと私は考える。こうすれば、マーケットが不利に動いても決して心理的な油断に付け込まれることはない。なぜ私はトレーダーとしての成功を喜んで受け止められないのか、それは単に自意識過剰という自惚れに対する防御姿勢なのだ。

最も身近な金融商品である銀行預金から、金融工学を駆使した難解さの極地を行く金融デリバティブ商品まで、全ての金融商品にはその大きさは異なるものの、必ず「リスク」がついてまわります。
どのような危機的状況でも取引を続けられる賢明な投資家になるためには、想定されるあらゆる事態に対応したリスク管理と、リスク管理を実現するための資金管理が欠かせないと言われています。
そのために欠かせない心構えが、この名言です。

名言3

勝ち残るトレーダーのほとんどに共通して見られる特長は、情熱と狂気のような集中力である。情熱と狂気のような集中力を持ってトレーディングするということは、トレーディングを人生で最も大切なものとして扱うことを意味する。

取引市場はあらゆる情報を飲み込み、一瞬の間に大きく値が上下する気を張り詰める必要のある場所です。そのような場所で取引を続けるために欠かせないものは、先にあげたリスク管理と資金管理以外の要素として、どれだけ不利な状況になっても「取引を続ける」という固い意思と情熱、一瞬の値動きも見逃さない狂気のような集中力です。
国内の個人投資家として最も有名な一人であるB・N・F(ハンドルネーム)氏は、新規上場した人材派遣会社「ジェイコム」株のわずか数時間で取り消された誤発注を拾い、巨額の利益を手にしました。
この事例こそまさしく「情熱と狂気のような集中力」の発露と言えるでしょう。

おわりに

ゲイリー・スミスの言葉は、取引を続けるために欠かせない様々な含蓄が含まれています。
しかしデイトレーダーでもない限り、額面通りに受け取るべきなのは、「資金管理とリスク管理を徹底しろ」という部分だけでよいかもしれません。